ボランティアのみなさまへ あい丹後からのおしらせです

 新刊図書発売情報

10月に発売する図書をご紹介します。図書製作の参考にご利用下さい。
※発売前でも着手は可能ですが、サピエの着手状況によってはご希望に添えない場合があります。

1.『列』 中村文則 著 講談社 (10月5日発売)
だれも列からは逃れられない――。『銃』や『掏摸』『教団X』につらなる……中村文則の最高傑作誕生!
「君だって、列に並びたいから、並んでたんだろ?」
ある動物の研究者である「私」はいつのまにか「列」に並んでいた――。先が見えず、最後尾も見えない。だれもが互いを疑い、時に軽蔑し、羨んでいる。この現実に生きる私達に救いは訪れるのだろうか。160ページ

2.『帆船軍艦の殺人』 岡本好貴 著 東京創元社 (10月10日発売)
十八世紀末、フランスと交戦状態にある英国海軍は常に兵士不足だった。強制徴募された若者たちを乗せ、戦列艦ハルバート号は北海を目指すが、新月の夜に衆人環視下で水兵が何者かに殺害される事件を切っ掛けに、続けて不可解な殺人が発生。逃げ場のない船の中で、誰が、なぜ、そしてどうやって殺したのか? フランス軍との苛烈な戦いのさなか、軍艦という巨大な密室で相次ぐ不可能犯罪を描く第33回鮎川哲也賞受賞作。336ページ

3.『クニオ・バンプルーセン』 乙川優三郎  著  新潮社 (10月18日発売)
この国の美しさは文学にある。この著者でしか味わえない格調に充ちた長篇。米兵の父は敵のミサイルの囮となり、「ニッケル」と呼ばれる戦闘機のパイロットだった。ベトナムから奇跡の生還を果たした父と日本人の母と基地で暮らすクニオは長じて日本文学に魅せられ、編集者を志す。新人と大物作家、海外翻訳家の伴走など仕事と理想に捧げた男の生涯。224ページ

4.『肌馬の系譜』 山田 詠美 著  幻冬舎 (10月18日発売)
「あたしは、肌馬そのものだったねえ」「女の欲望が解き放たれたかのようにみえた」「性別、意味ない。しいて言えば、自分好き」。昭和平成令和それぞれの時代で「女の一生」を生きる母娘三代の、三者三様の密やかな心の声を綴った表題作「肌馬の系譜」ほか、バラエティに富んだ十三篇を収録。256ページ

5.『唐木田探偵社の物理的対応』 似鳥鶏 著  KADOKAWA (10月20日発売)
問題児だらけの探偵社がおくる、都市伝説×アクション×ホラー!怪異を駆除する方法はたったひとつ--物理攻撃!? 怪異駆除専門業者「唐木田探偵社」新入社員の〈ネズミ〉は、個性豊かすぎる同僚たちとともに、都市伝説から生まれた〈新種の怪異〉に挑む。336ページ

 音訳ボランティアのみなさまへ

北部地区研修会の開催について
 日時 令和5年10月12日(木)13:30~15:30
 場所 丹後視力障害者福祉センター 2階研修室
 テーマ 音訳処理について 等
 その他 必要な方はパソコンを持参して下さい。

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