ボランティアのみなさまへ あい丹後からのおしらせです

 新刊図書発売情報

11月に発売する図書をご紹介します。図書製作の参考にご利用ください。
※発売前でも着手は可能ですが、サピエの着手状況によってはご希望に添えない場合があります。

1.『パルティータを鳴らすまで』 せやま南天 著  朝日新聞出版 (11月7日発売)
幼い日に実の母と離れ、弦楽器職人の里父のもとで育った中学2年生の時本拓実。10年の委託期間を終え、実母の家へ戻る時間が迫っている。音楽が導く、里親との別れの半年を描いた愛の物語。note主催「創作大賞2023」受賞後第一作!288ページ

2.『カフェーの帰り道』 嶋津輝 著  東京創元社 (11月12日発売)
東京の下町にあるカフェー「西行」には、さまざまな事情を抱えた女給と客が集まる。夫の浮気相手疑惑のある女給を見に来た主婦・稲子。容姿を褒められるが、文字が読めないことを気にする女給・タイ子。学歴を生かせず、仕方なしに女給になったセイ。彼女たちはカフェーでどのように働き、誰と出会い、そして去って行ったのか。直木賞候補作家が描く、100年前の“わたしたちの物語”。224ページ

3.『哀を飲む』 木爾チレン 著  実業之日本社 (11月13日発売)
愛を失くした女子たちの、性と生についての痛切な短編集。木爾チレンが描く「愛すればこその哀しみと狂気」を存分に召し上がれ。256ページ

4.『‎シニア・シンデレラたちのラストクルーズ』  保坂祐希 著  中央公論新社  (11月20日発売)
居尽くしてきた義母に、金を盗んだと疑われた初江。都内にいくつもビルを所有するが、孤独な茉莉。そして、ある事情から船内で働き続けている沙苗。65歳の女性3人が、辛い日常を忘れるため乗り込んだ豪華客船。偶然生まれた友情は、残りの人生の希望となっていく--。「私たち、色々不幸はあるけれど、3年後、船の上で再会しましょうね」豪華客船×文学、誕生。264ページ

5.『放課後にはうってつけの殺人』 佐藤友哉 著  ホーム社  (11月26日発売)
1989年北海道千歳市。クリスマスイブの夜、十三歳の浅葉悟は、父の机から「血のついたコート」を発見する。テレビは白いワゴン車が絡む女児殺害事件を報じ、警察は町を巡回していた。父の乗る車もまた白いワゴンだったのだ。平穏な日常を守るために、悟は近くの林に行き、「血のついたコート」を焼くのだが、その一部始終をクラスメイトの見船美和に見られてしまう。見船は悟に「私といっしょに、真犯人をさがしませんか?」と意外な提案を持ちかけるのだった。ページ数不明

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