ボランティアのみなさまへ あい丹後からのおしらせです
新刊図書発売情報
8月に発売する図書をご紹介します。図書製作の参考にご利用ください。
※発売前でも着手は可能ですが、サピエの着手状況によってはご希望に添えない場合があります。
1.『花咲く街の少女たち』 青波杏 著 講談社 (8月6日発売)
日華事変前夜の京城(いまのソウル)。日本から流れていった高校生・翠と韓国人の少女ハナの、甘酸っぱくて切ない青春物語。320ページ
2.『失われた貌』 櫻田智也 著 新潮社 (8月20日発売)
山奥で、顔を潰され、歯を抜かれ、手首から先を切り落とされた死体が発見された。事件報道後、警察署に小学生が訪れ、死体は「自分のお父さんかもしれない」と言う。彼の父親は十年前に失踪し、失踪宣告を受けていた。無関係に見えた出来事が絡み合い、現在と過去を飲み込んで、事件は思いがけない方向へ膨らみ始める。304ページ
3.『森栄莞爾と十二人の父を知らない子供たち』 逸木裕 著 中央公論新社 (8月21日発売)
カリスマ経営者として皆に愛されていた森栄莞爾。だが彼は、精子提供で105人もの子供を作っていた。そのリストが出回ったことで、自分が莞爾の子供だと知った健太は、他のきょうだいたちと出会い、その場で大金が絡む、ある提案を受けることに……。328ページ
4.『虚池空白(うろいけくじら)の自由律な事件簿』 森晶麿 著 著 集英社 (8月26日発売)
自由律俳句の伝道師といわれる俳人・虚池空白と、編集者の古戸馬は、本の企画のため、世の中の落書きや看板などに落ちている言葉を、詠み人知らずの名句〈野良句〉として集めている。そんな彼らが手にした〈野良句〉の裏には、喜怒哀楽に満ちた、それぞれの秘密が隠されていた―。ページ数不明
5.『月を見に行こうよ』 李琴峰 著 集英社 (8月26日発売)
世界各国から詩人や小説家などの文筆家が招かれ、およそ二か月半にわたって滞在・交流する、アイオワ大学の国際創作プログラムIWP(International Writing Program)。このプログラムに招かれた経験をもとに、背景の異なる個性的な創作者たちとの交流、各々の作品に対する姿勢や創作への覚悟を描いた、書く者たちの物語。ページ数不明