ボランティアのみなさまへ あい丹後からのおしらせです

 新刊図書発売情報

5月に発売する図書をご紹介します。図書製作の参考にご利用ください。
※発売前でも着手は可能ですが、サピエの着手状況によってはご希望に添えない場合があります。

1.『死んだ山田と教室』 金子玲介 著  講談社 (5月15日発売)
夏休みが終わる直前、山田が死んだ。飲酒運転の車に轢かれたらしい。山田は勉強が出来て、面白くて、誰にでも優しい、二年E組の人気者だった。二学期初日の教室。悲しみに沈むクラスを元気づけようと担任の花浦が席替えを提案したタイミングで教室のスピーカーから山田の声が聞こえてきたーー。教室は騒然となった。山田の魂はどうやらスピーカーに憑依してしまったらしい。〈俺、二年E組が大好きなんで〉。声だけになった山田と、二Eの仲間たちの不思議な日々がはじまったーー。352ページ

2.『ミステリー小説集 脱出』 阿津川辰海ほか 著 中央公論新社 (5月22日発売)
あなたはここから出られるか?人気作家たちが仕掛けた五つの物語から、脱け出す鍵を見つけ出せ。全編書き下ろし。没入感溢れる新感覚小説集。320ページ

3.『カフネ』 阿部暁子 著  講談社 (5月22日発売)
法務局に勤める野宮薫子は、溺愛していた弟が急死して悲嘆にくれていた。弟が遺した遺言書から弟の元恋人・小野寺せつなに会い、やがて彼女が勤める家事代行サービス会社「カフネ」の活動を手伝うことに。弟を亡くした薫子と弟の元恋人せつな。食べることを通じて、二人の距離は次第に縮まっていく。304ページ

4.『一番の恋人』 君嶋彼方 著 KADOKAWA (5月31日発売)
道沢一番という名前は、「何事にも一番になれるように」という父の願いで付けられた。重荷に感じたこともあったが、父には感謝している。「男らしく生きろ」という父の期待に応えることで一番の人生はうまくいってきたからだ。しかし二年の交際を経て恋人の千凪にプロポーズしたところ、その返事は「好きだけど、愛したことは一度もない」だった――。千凪はアロマンティック・アセクシャル(他人に恋愛感情も性的感情も抱くことがない性質)で、長年、恋愛ができないが故に「普通」の人生を送れないことに悩み、もがいていたのだった。千凪への思いを捨てられない一番と、普通になりたい千凪。恋愛感情では結ばれない二人にとっての愛の形とは。256ページ

5.『蛍の光 長州藩士維新血風録』 阿野冠 著  徳間書店 (5月31日発売)
維新の歴史は一閃の刃から始まった――。山尾庸三と伊藤博文、幕末を疾走した二人の若者の苛烈な生涯を歴史小説の新鋭が描く。352ページ

TOPにもどる