ボランティアのみなさまへ あい丹後からのおしらせです

 新刊図書発売情報

1月に発売する図書をご紹介します。図書製作の参考にご利用ください。
※発売前でも着手は可能ですが、サピエの着手状況によってはご希望に添えない場合があります。

1.『本日ノ亡者 娑婆ノ縁尽キテ』 津田美幸 著  朝日新聞出版  (1月7日発売)
60年に一度の御本尊開帳を控える唯願寺。住職の密門吽海が秘仏の開示を望まぬなか、博物館員、村役場は、それぞれに仏像をめぐる思惑を抱えていた。なぜ吽海は御開帳を拒むのか?現代日本の宗教観、死生観を照らす表題作のほか、第11回林芙美子文学賞大賞受賞作「アナグマ」を収録。216ページ

2.『けんちゃん』 こだま 著  扶桑社  (1月20日発売)
特別支援学校高等部に通うダウン症のけんちゃん(18歳)。言葉をスムーズに発することができず、不可解な言動も多い。癇癪を起しては「気持ちを落ち着かせる部屋」に閉じこもる彼に、どの職員も手を焼いている。そんな彼と出会った人々、それぞれの視点でけんちゃんとの交流を描いた連作小説です。288ページ

3.『コンフィデンシャル・ゲーム』 石井仁蔵 著  講談社 (1月21日発売)
一手に託す、世界の分岐点。大胆で変幻自在な語りが生み出す、唯一無二のチェス・エンタメ小説!フランス、アメリカ、ソ連、イギリス、日本。各国の命運を分けた瞬間に、「秘密の対局」があったとしたら……チェスが編み出す世界の「もしも」に、驚嘆すること間違いなし!読み終えたとき、新たな歴史の証人となる。272ページ

4.『沈黙と爆弾』 吉良信吾 著  小学館 (1月21日発売)
熊本県警本部警務部監察課の阿玉清治は非違事案の調査を命じられる。爆発事件に巻き込まれて意識不明となっている刑事の澤守が、暴行騒ぎを起こしていた疑いがあるというのだ。警察の威信に傷がつかない無難な着地を求められた。時を同じくして、熊本地震をきっかけに失声症を患っている小学生の息子が、動物殺しの疑いをかけられる。阿玉は妻や息子との関係に心を砕きながら、非違事案の調査を進めるが――。感涙の家族小説×超弩級の警察ミステリ。320ページ

5.『2222』 大山淳子 著  講談社 (1月21日発売)
人工知能が奴隷化され、一部の強者が世界を支配する未来の地球。悪の人類から善良な人々を守るために、三体のロボットが造られる人気SF『2222(クアッドツー)』の作者風乃夕は、実家の子ども部屋でずーっと仕事に没頭し続けるコミュ症&ひきこもり漫画家。「目覚めろ! 風乃夕」。誕生日前夜、睡眠不足でベッドに倒れこみ、目を開けると、そこには自分の描いたキャラクター・京が仁王立ちしていた。ひきこもり漫画家が、遥か未来で人類を救うヒーロー(人工知能AI)に転生!?「猫弁」シリーズの著者がおくる、キュートで心温まるSF物語!208ページ

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