ボランティアのみなさまへ あい丹後からのおしらせです

 新刊図書発売情報

8月に発売する図書をご紹介します。図書製作の参考にご利用ください。
※発売前でも着手は可能ですが、サピエの着手状況によってはご希望に添えない場合があります。

1.『お前の死因にとびきりの恐怖を』 梨  著  イースト・プレス (8月7日発売)
文芸部の片隅で見つかったUSBメモリ。それは、ひとりの男子学生の「死」に関する情報を集めた不気味なものだった。その男子学生の死因は「自殺」。ただ、発見現場には数々の不可解なものが残されていた。睡眠薬の錠剤とともに床に散乱している、びりびりに破かれたおふだらしき何か。口内に絡みついた彼自身の髪の毛。それらの痕跡は、まるで恐怖に苦しんだ結果、超自然的な儀式に手を染めたかのようで───256ページ

2.『死んだ石井の大群』 金子玲介 著 講談社 (8月7日発売)
14歳の唯は死にたかった。理由なんてなかった。何度も死のうとした。死ねなかった。今、はじめて生きようと思った。この理不尽な遊びから抜け出すために。探偵の伏見と蜂須賀の元に、石井有一という人物を探してほしいという依頼がきた。劇団の主宰が舞台での怪演を目の当たりにし、その才能にほれ込んだ矢先の失踪だった。唯と有一の身に何が起きたのか、そして二人の生死の行方はーー。304ページ

3.『天国映画館』 清水晴木 著 中央公論新社 (8月20日発売)
「あなたの人生の名シーンは、いつですか?」。記憶を失って天国を訪れた小野田。自分は死んだのだと悟った彼は、天国映画館の支配人・秋山に誘われ、一緒に働くことになる。天国から新たな世界へ旅立つ人の人生を上映するこの映画館で、様々な人生を観るうちに、小野田の記憶と心に変化が訪れてゆく。そして、自分の人生の映画フィルムが、ついに届いた。その映画は、彼自身はもちろん、観客たち誰もが思いもよらぬ人生で――。208ページ

4.『ナゾトキ・ジパング HANABI』 青柳碧人 著 小学館 (8月21日発売)
怠惰な学生生活を送る長瀬秀次は、留学生のケビンと寮で同室に。ケビンは日本語ペラペラで文化に精通していた。刀、寿司、花火、怪談、鎌倉……。日本への深い知識と洞察力でケビンが謎を解く人気ミステリ第2弾。328ページ

5.『ビールは泡ごとググッと飲め ――爽快苦味の63編』 早川茉莉 編 筑摩書房 (8月30日発売)
喉を通りぬける、新鮮な爽快感!田中小実昌、東海林さだお、草野心平、武田百合子、茨木のり子、内田百閒……飲める人も飲めない人も、素敵なビールをどうぞ!336ページ

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